北海道室蘭栄高校時代の同級生で、同じ合唱部、同じ音楽を目指す者として勝手にライバル視していた友人の板東寛之君。
彼は修学旅行で魅せられた古都の寺社仏閣を撮り続け、仏塔と古都の春秋風景の撮影に全力で取り組んでいる。今回、六本木にある東京ミッドタウン ミッドタウン・ウエストのFUJIFILM PHOTO SALONで「塔を巡る」という写真展を開いた。
五重塔と言えば、梅原猛の「隠された十字架」の法隆寺の聖徳太子鎮魂説をひたすら背負ってきた程度の知識が無く、法隆寺の塔の中を見たことはなかったので(これは今日理由が解ったが)、五重塔自体の不思議や魅力について深掘りはしてこなかった。
まず知らなかったのは五重塔は五階建てで天守に上ればさぞ眺めが良いものと勘違いしていたが、中は言わば太陽の塔や提灯と同じ空洞なのだ。それぞれの階?は床が無いのだから、修理の時以外人は登れない。当然中には入れない。
そして塔の上に立つ心柱(しんばしら)は回転灯籠のように(回転はしないが)上と下のみが塔との接点で、他は塔に触れていない。耐久性に強いヒノキやケヤキで作られる事が多く、この構造と相まって、耐震には驚くほど強いらしい。塔はもちろん仏教の伝来と共に中国を経て朝鮮半島を経て、姿を変えて日本に伝搬したのだが、どうもこのスタイルは日本にしかないらしい。
心柱の上は鉄を使っている。だから一番の天敵は雷で、火災で焼けることが多いらしい。それでも木造建築なのに日本に60塔ほど残っているらしい。仏のご加護か、運も良いのかも知れない。
ここから先は僕の推測でしかないが、僕はどうも素数がすでに理解されていたのではないかと思っている。2,3,5,7,11,13,17…これらの数の妙を知っていたギリシャの学問がすでにシルクロードを経て日本にもたらされていたと勝手に思う。ピタゴラス教団のマークは五芒星だし、ゾロアスター教の聖数は7だし。まあ、こじつけにしか感じないかもしれないが。(安倍晴明と五芒星についてこのBLOGの↓のリンクへ)






















