
本当はこういうものに説明不要なのですが、パロディという事自体、元ネタが判っていないと独りよがりで終わってしまうので、あえて説明を入れます。
元ネタはStanley Kubrick firms と冒頭であるようにスタンリー・キューブリックの1968年の映画「2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」と いう、言うまでもなくSF映画の最高峰の作品です。
神の域まで進化した宇宙人が100万年前に地球にやってきて、黒石板(モノリス)により猿に刺激を与え、それが道具を使う事に始まり、宇宙旅行をする人間にまで進化させ、結果として木星空間に置いてきたモノリスにたどり着かせ、そこから何万光年もワープさせ自分らの世界に招くという、宇宙人からしてみれば花に養分を与え大きくなるのを楽しむような、全く次元の異なった知的な遊びの中で人間が生かされていたという…まあそんな映画です。
ここには宇宙人は神に等しく、形として一切描かれていません。
おそらくとことんまで進化した意識だけの存在になっているのでしょう。
中央の宇宙船は映画の最後のワープで乗っていた子機というか探査機で、観た事もないような光のアートが展開されます。その一部の絵がこの年賀の背景に使われています。
ま、後は実際に観て下さい。 モノリスをiPhoneに換えてしまったのは意味はなく、単なるユーモアだと思って下さい。これによって真面目な切なる願いの腰を折ってしまった事にならねば良いなと思ってますが。
これの動画版がこちらです。半分琴久が作ってシャウトしています。笑ってやってください。