Nameneko 前にも何度か書いたことがあるが、国はヤクザの一家と同じである。
国は政府であり、国民は政府に護られている。
つまりヤクザ一家の縄張りの中にいるのが一般人=国民であり、国民はヤクザの抗争には関心がない。
ただ一般人はヤクザに護ってもらうための上納金を納めている。

よそ者がシマを荒らした時には、出て行って命のやりとりもある。
何度も言うが、一般人にはヤクザの抗争には興味はない。
それでも何かもめ事があると、ヤクザの助けを求めることがある。
やくざはなめられたら終わりである。
別の組の傘下になることとなる。
興味のない一般人を抗争に巻き込む方法がある。
危機を煽って共通の敵を意識させることだ。
まさに今の中国だ。

ヤクザは面子が立たなければやっていけない。
やっつけなければいけない敵がはっきりすれば一般人とヤクザは手を結ぶ。
これが尖閣問題だ。
国もヤクザも面子で動く。
面子が立たなければ全面戦争となる。
さすがにそれは避けたい。
だから一般人をけしかけ、それを調停する側にまわる。
それで面子はたつ。

だから、一般人はヤクザの面子のために振り回される。
日本の政府=ヤクザは弱いため、そこまで一般人を巻き込めない。
幸いにもそのおかげで抗争に至らない。
一般人=日本人は一切抗争には興味がない。
かといって自分たちの国や郷土に愛がないわけではない。
なぜなら反日のデモは数日で終わるが、原発のデモは終わる気配はない。
これは国が汚れれば何処かに行けば良いと思っているわけでは無い、大いなる証拠となる。
一党支配と民主主義の違いだと言って良い。

これは国民の優劣を行っているのではない。
政府=ヤクザ同士の話をしているのだ。
日本と中国の一般人は、冷静になってみればたかだか島の一つで命のやり取りなんぞしたくない。
ただ政府の面子は絶対に譲ることもなければ話し合いになる事もない。
それはパレスチナとイスラエルを見れば解るとおりだ。
最後は宗教なんか関係ない。
ただの領土問題で殺し合いの喧嘩をしている。
一般人なら普通なら話し合いから始まり、よほどのことがない限り話し合いで終わるはずだろう。
面子を気にする体質が変わらない限り争いはなくならない。
こういった国家の中のヤクザ体質をなくす方法を見つけない限り、一般人にとっての平和は訪れない。