Tessey Ueno's blog

古楽系弦楽器を演奏する上野哲生のブログ。 近況や音楽の話だけでなく、政治や趣味の話題まで、極めて個人的なブログ。

2020/06

プサルテリーとリュートの一人演奏「夏の小人」です。(+Cello Pizz)
河原を散歩していると小人たちが草むらの間を小走りに忙しそうにしているので、せっかくなんで何か一曲聴かせようと思って作った曲です。
せっかく作っても、大雨が降った後はとんと見なくなりました。
 

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Paul McCartney and Stevie Wonder が歌う”Ebony and Ivory”「黒鍵だけでも白鍵だけでもピアノは弾けるけど、両方使ったら素晴らしい音楽になるんだ。」
 

こんなあたりまえな事が理解できるまで人類は100万年かかった。
20世紀は戦争も多かったけど、奴隷制度がなくなった事だけは誇って良いと思う。
人類皆兄弟と言うが、本当に人類はアフリカで生れた一人の母親から枝分れしていったと言われている。恐らくそれは遺伝子を追っていけば間違えのないことだろう。
仮に我々ホモサピエンスでは無いネアンデルタール人だって、少ないが一部彼らの血だって混じっているという。
 

人種差別排除をこれだけ長いことかけて砂の城を築くように積上げてきた努力を、特に米大統領なんかは踏んづけてまわっている。
中東地域に住む人もイスラエル人以外は人だと思っていないところがある。
黒人奴隷制度に反対したリンカーンもネイティブアメリカン(インディアン)は迫害、虐殺していた。
女性と言う存在だって殺しはしないけれど差別はされてきた。女性のリーダーなんて本当に最近の出来事だ。
 

日本だって先住民のアイヌの人たちを迫害し同化政策して、その文化を認めるのも最近の出来事だ。祖父の代は朝鮮の人たちを差別した。今はお金を持っている外国人は受入れるけれど、難民で来た人たちはおおよそ10500人のうち42人、また国際結婚をしても日本の親が死ぬと子は日本で生れても不法滞在となる。「在留特別許可」という制度があっても殆ど活用されなく、とんでもない目に遭っている(知らない方は是非検索して調べてください)。
京都や富士山の外国人旅行者の横暴は取り締れなくても、難民や不当な不法滞在者たちはとんでもなく厳しい。これを差別と言わずに何と言おうか。
総理の所属する日本会議メンバーには「国民主権、基本的人権、平和主義、これらをなくせ」と発言する人もいる。これって残るのは差別でしょう。
 

そもそも血の濃い人たちは自分たち以外を人と思っていない。純血を守るために人を殺すことも厭わないし、ヘイトもやめない。サルだって濃い血を嫌うため、雄は群れから離れて違う種族を求め子を作るのが本能だ。差別は明らかな人間の退化だ。
 

なんか書いているだけでイライラしてくる。少し血が遠いだけの兄弟に何をそんなに恐れるのか。
 

鍵盤は白黒どころか、中世の頃は元々色も無かった。更に言えば白と黒である必要もなく好きに塗れば良いし、現代なら一つ一つの鍵盤にそれぞれ個性在る音色を割当てる事も出来る。
「みんな違ってみんな良い」んだと思うよ。

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