今まで九州ツアーに行くには神戸か泉大津に陸路で行き、阪九フェリートラックフェリーで新門司港に行くのが通常の旅だった。多い時は年に4往復くらいすることもある。
走る距離が少ないから楽なのだが、高くつくと思って敬遠していた。実際のところ計算するとそんなに差はない。事故や疲れのリスクが大きくなる事を考えるとこれは良い!
新しくて綺麗で快適である。WIFIが通じる!と思ったけど、結局海の中を走るときは殆ど通じない。これは阪九フェリー等といっしょだ。
この船に乗る人の殆どはドライバーが殆どで、よほどのフェリーマニアでない限り飛行機に乗るだろう。なぜなら車がないならツーリスト料金と飛行機の早割は殆ど変らない(早いほど飛行機の方が安い)。
この時間に乗ると言うことは乗船時間の23時を過ぎないと車を中に入れられないので、入れるまでビール一杯飲めない。そして次の日は夜に一杯やる訳にいかず(車を出さなければならない)出し終ってすぐに近くのホテルに泊ることになるのだが、すでに22時を過ぎている。多くの飲屋は終っている。
横須賀を出るとき「坂の上の雲」にも出てくる、バルチック艦隊を破った戦艦三笠がライトアップされているのか、明るく浮び上がった。余談だが、僕の曾祖父はこれに乗っていたらしい。日露海戦には参加しなかったが、あの秋山真之を怒鳴りつけたという逸話がある。僕が同じ血を引いているとは思えない。
そんなわけで!?快適な船内でゆっくり体力を温存させてもらった。明後日から「ロバの学校 いとしま」が始る。一昨年のいとしまロバの学校のあの密なブーパクづくりの映像を思い出す。
そうだ、「青春は密だ」。子どもたちも密だ。密を求めてる。感染に気をつけながらも密を目指そう。
(矛盾してる?)