時間が止っている。
PCR検査が少ないと言っていたのは一ヶ月以上前のことで、ようやく「地域の医師会などが運営して検査を実施する仕組みを導入する」と15日に厚労省が都道府県に通達した。その間にどれだけ感染が増えたことか・・・。
足りてないベッド数を増やす、ドライブスルー方式の検査も検討する、検査人員を増やす、民間を導入する、その他色んな事を一月前までに行っていたことは何処まで出来ているのだろうか?
ひょっとして医療崩壊だけでなく、官僚崩壊が起きているのでは?

やっと国民一人あたりにお金を渡すようになったのは良い。ただ何のために渡すのかが伝わってこない。
僕はお金を渡すのは生活に困窮しているからもあるだろうが、
「1ヶ月の間何もしないで閉じこもっていて欲しい。徹底的に人と接触しなければウィルスは消えていくから、そのために一人10万を渡す。」
と説明すればまだ解りやすかったのかもしれない。でもそのためにはもっと早い行動が必要だった。いまさらこれだけ増えてしまうと感染ルートも追えない。
「8割、せめて7割」と阿倍さんも言っていたが、8割叔父さんの北大・西浦教授は「僕は7割なんて言っていない」と怒っている。6割などと言った大臣も居た。8割がいかに重要な事かが政治家も官僚も解っていない。だからこのままだと40万人死ぬと言う結論が出てくる。

政治崩壊、官僚崩壊、そんな中でとてもじゃないけど期待は出来ない。出来ることは民間でもやっていくしか無い。一人でも生きていく気構えが無いとやっていけない。
でも医療従事者は本当に大変だ。この方々を差別する感覚は人間とは思えない。
(引退した医療従事者に手を借りると行っていたが、それもちゃんと成されているのかな?)

僕も色々気持だけは動きたい。でも石田純一氏ほぼ同じ学年で、気をつけていないと同じように人に迷惑がかかる。
まあいつか僕でも役に立つ時が来るかも知れない。体力が衰えないためにも多摩川縁を歩く。

多摩川からみる夕日の風景はまるで人間の愚かさをあざ笑うかのように、マイペースで我々を照らしながら語りかけてきた。
「まあ、僕からみりゃあ地球の歴史なんて波瀾万丈、とんでもないことの連続だったよ!」