カテゴリ: 経済・政治・国際
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護るもの
「麦と空」ウクライナと何も知らないロシア兵のために
ウクライナ侵攻日記
結局、邪悪なゴーレムから身を守るには仲間が必要だが、ウクライナ君には助けに来る仲間がいない。
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3月6日
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3月11日
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3月20日
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NHKスペシャル 2030 未来への分岐点(1)暴走する温暖化脱炭素への挑戦
全自動PCR検査システム
歌えないコンサート。しゃべれない飲み会。握手やハグも出来ない人間関係。
いくらリモートが発達しても人間らしい営みが出来ているとは思えない。
コロナの前の人間らしい生活を取戻すには、コロナの終息しか無い。
でも現状でもそれらを取戻す方法は既にある。
全ての人がPCR検査を受けてしまえば良いんだ。
日本は未だにPCR検査数がアフリカのウガンダなどの国と同じレベルだ。
大量にPCR検査を短時間に簡単に、それも多量に検査できる機器が日本で開発されている。
既にフランス、ドイツなど西欧の先進国で導入され、感謝状まで貰っている。
それが日本の例の厚労省の足枷で今まで日本では認可されていなかった。それがようやく今日から販売開始となった。
それが日本の松戸にある開発ベンチャー会社プレシジョン・システム・サイエンス(以下PSS社)の全自動PCR検査システムだ。世界の多くの国で実施されている全自動PCR検査を支えているのは、実は日本の技術なのだ。
厚労省は偽陽性の件数が増えるからとか言っていたらしいのだが、そんなものは何度も検査をし直したら良い。2時間半で結果が出るのだから。
これを東京都内でも何台か持っておけば数日とは行かないまでも数週間で全ての人の検査が終る。陽性の出てしまった人は申訳ないがどこかに留まって治療して貰うにしても、日本人の多くは元の生活に戻れる。経済的にもスポーツ選手にとっても、アーティスト達にとっても、多少の問題は残るもののほぼ全てが元に戻れる。
PSS社の検査機器は一台、1千2〜300万円くらい。アベノマスクをまた何億もかけて配ろうとしている金があるくらいなら、そちらに何台も投資すれば良い。また休業要請支援でお金がかかるなら検査費用負担のほうに廻し、人は皆陰性証明書を持歩き、その人達の集りなら何時まででも大声で飲み会OKにして、コンサートや旅行も自由にしてやれば良い。
こんな素人が考えても解るような事をなぜ政府は行動に示さない。
これが全てを解決する安上がりで手っ取り早い方法だと思うのだが。
新型コロナさえかかっていなければ、飛沫感染など気にする必要は無い。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200509-00177769/
人種差別
Paul McCartney and Stevie Wonder が歌う”Ebony and Ivory”「黒鍵だけでも白鍵だけでもピアノは弾けるけど、両方使ったら素晴らしい音楽になるんだ。」
こんなあたりまえな事が理解できるまで人類は100万年かかった。
20世紀は戦争も多かったけど、奴隷制度がなくなった事だけは誇って良いと思う。
人類皆兄弟と言うが、本当に人類はアフリカで生れた一人の母親から枝分れしていったと言われている。恐らくそれは遺伝子を追っていけば間違えのないことだろう。
仮に我々ホモサピエンスでは無いネアンデルタール人だって、少ないが一部彼らの血だって混じっているという。
人種差別排除をこれだけ長いことかけて砂の城を築くように積上げてきた努力を、特に米大統領なんかは踏んづけてまわっている。
中東地域に住む人もイスラエル人以外は人だと思っていないところがある。
黒人奴隷制度に反対したリンカーンもネイティブアメリカン(インディアン)は迫害、虐殺していた。
女性と言う存在だって殺しはしないけれど差別はされてきた。女性のリーダーなんて本当に最近の出来事だ。
日本だって先住民のアイヌの人たちを迫害し同化政策して、その文化を認めるのも最近の出来事だ。祖父の代は朝鮮の人たちを差別した。今はお金を持っている外国人は受入れるけれど、難民で来た人たちはおおよそ10500人のうち42人、また国際結婚をしても日本の親が死ぬと子は日本で生れても不法滞在となる。「在留特別許可」という制度があっても殆ど活用されなく、とんでもない目に遭っている(知らない方は是非検索して調べてください)。
京都や富士山の外国人旅行者の横暴は取り締れなくても、難民や不当な不法滞在者たちはとんでもなく厳しい。これを差別と言わずに何と言おうか。
総理の所属する日本会議メンバーには「国民主権、基本的人権、平和主義、これらをなくせ」と発言する人もいる。これって残るのは差別でしょう。
そもそも血の濃い人たちは自分たち以外を人と思っていない。純血を守るために人を殺すことも厭わないし、ヘイトもやめない。サルだって濃い血を嫌うため、雄は群れから離れて違う種族を求め子を作るのが本能だ。差別は明らかな人間の退化だ。
なんか書いているだけでイライラしてくる。少し血が遠いだけの兄弟に何をそんなに恐れるのか。
鍵盤は白黒どころか、中世の頃は元々色も無かった。更に言えば白と黒である必要もなく好きに塗れば良いし、現代なら一つ一つの鍵盤にそれぞれ個性在る音色を割当てる事も出来る。
「みんな違ってみんな良い」んだと思うよ。
COVID-19 発生からほぼ半年
新型コロナウイルス感染症=COVID-19 の発生から半年が経とうとしています。
日本は感染拡大を押え込んでいるなどと世界から評価されたりしています。確かに西欧を始め他の国よりは感染者数、死者数の割合も極度に低く、韓国などと同じように感染は少ないでしょう。でもそれは政府の適切な対処で押え込まれたのでしょうか?
日本は国として何をしてきたかというと、厚労省内に2月末にクラスター班を設け4月初めに「緊急事態宣言」を発令し、病院はマスクや防護服の不足の中、必死の努力で医療崩壊をさせないで頑張ってきました。
しかしながらPCR検査が少ないと言っていたのは3月の半ばであり、あれから2ヶ月以上経つが検査が増えているという話はまだ聞きません。感染数が減ったとは言え検査が増えなければ第2波を防げないでしょう。
4月半ばには一律給付金、持続化給付金を決定しました。持続化給付金は電通などIT部門を外部に頼むことにより若干動きが速いようですが、一律給付金は都市部ではようやく申込用紙が各家庭に届いたペースです。
日本が感染者数が少なくて済んでいるのは単に運が良かったと言えます。日本を含めた東アジア地域ではその原因は解っていませんが、総じて感染者は少ないのです。生活習慣も有るかも知れませんが、日本は何とか押え込んできました。
それを国が動くことで拡大を防げたかというと、ちゃんと動いていればもっと拡大を防げたと思うのです。
緊急事態な時ですから、こう言う時こそ無駄に多い手続きなどをバイパスして如何に経路を短くするかが必要となります。「自分の責任で・・・」とリーダーシップを取れる人が公務員の中には多くはいないのでしょうか?
ただ大事なのは動くに当って、これを行って間違いはないか、国会ではなく専門家の意見は聞く必要はあります。
今回、特に2月の終りに総理は独断で小中高校などを3月2日から春休みまでの間、臨時休校するよう要請を出しました。この判断は結果的に良かったにせよ、もっと早くから準備をしてその休校を生かせる状態を作り休校が始れば、子どもたちだけで亡く親や学校もどんなに助かったことでしょう。緊急事態宣言も出すならもっと準備して説明して、理解させてからならもっと国民も協力したでしょう。どうも政府のプライドと経済と様々な都合でギリギリまで踏ん張って、最後は押切られた感があります。
100年前の日露戦争の頃、陸軍の医者としての森鴎外もプライドを捨てられずに2万7千人以上の戦士を殺してしまった同然のことをしています。海軍に対抗して麦飯を出さなかったため多くの人が脚気で死んでしまったのです。司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも鴎外のこの独善的な行為を相当怒って非難しています。鴎外は生涯この事の罪を認めませんでした。
結局今の総理は、独善的なプライドで動くとこの森鴎外と同じような結果になった可能性があるのです。本当は早い時期から専門家の意見を取入れ、最初から出費をケチらなければ早い時期から準備をして明瞭な采配が出来たはずです。それ以外の所で検査のバイパス化や給付金のシステムなど、リーダーシップで改善してスピードアップできる方法を模索できたと思います。
我々音楽家や演劇人は緊急事態宣言解除後も最後まで正常な形での公演は簡単には出来ないでしょう。少額の給付金を貰ったところで、一度活動を停止してしまうと生の舞台は簡単には帰ってきません。
自然淘汰と言えばそうなのかも知れませんが、「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要なのだ」と言ったドイツのメルケルさんの言った言葉くらいは発して欲しいです。共産党に言われたなどというプライドは捨てて。
まるで「サバイバルファミリー」
時間が止っている
政府の措置について
言いたいことは山ほどある。
新型コロナウィルスの政府の措置についてだ。
まず、今回の事に限ったことではないのだが、世の中の全ての決定事項は専門家不在の永田町のほんの数人の浅知恵のなかで決められ、それが世の中を動かしている。
それはちょうど日本のTV番組がお台場などの小さな数名の企画会議から決定し、内容によってはそれが日本を大きく動かしているのに近い。多くは間違ったことは言っていないかもしれないが、納豆が身体に良いと言えば明くる日のスーパーの棚から納豆が消え、その辺りの社会的影響力を考えない。そんなレベルで日本が動いている。
首相が意気込みだけでどこでも検査を受けられるようにする、と言えば厚労省からそれはすぐにそんなことは出来ないと言う。全てが行き当りばったりの方針で、しかもその方針がどのように影響してくるかを考えずに発言するから、全てが混乱状態になる。
学校をほぼ全て休校にしたために、低学年の子を持つ看護士や介護士が手薄になり、老人医療機関や介護施設が危機状態に陥るだろう。今回の決断、そこまでのことを考えたとは思えない。
産業も低迷が続き、それも世の中の底辺にいる人たち(僕等のような自由業)は保障も何もない。中止のコンサートは何の対象にもならない。
お年寄や感染率の高そうな人たちとの接触を徹底的に避け、基本的な手洗を始めとする感染防護を徹底することで、世の動きを通常にすることは考えなかったのか?今のままなら学業を停止した子どもたちが休みが増えただけで、ゲーセンや原宿に繰出す土日が毎日の出来事になったに過ぎない。狭い学童に居るなら教室を開放した方が人口密度も少ないだろう。何をするにも全てが中途半端だ。
結局の所、オリンピックをなんとしてでもやりたいという首相の願望に踊らされていると言われても仕方がない。福島原発は完全にコントロール下にあると嘘を付いてまで獲得したオリンピック開催権だ。
オリンピックを夏にやる必然性はない。東京オリンピックのようにウィルスの嫌いな雨期を2度も経た秋口の開催にすればなんの問題も無いだろう。東京でマラソンも出来る。
欧州のサッカーや米の大リーグの放送権が天文学的数字とも言われているが、せいぜい4500億円。やれない損失を考えるより、払ってやっちゃうならもんくいわれないんじゃないの。米からの戦闘機を数機分買わないでそっちに回せば問題ない。
まあ多少譲歩しながら日をずらしてずらせないことは無いと思うけど。いくらか安くなる方法もある。まあ、無理してやることはないが。
とにかく今の政治は王様が一言やると言えば官僚が大あわせてそれに合わせて大童で指針を作る。そこに専門家を入れればまだしも、なぜか自分たちだけでやろうとする。
クルーズ船の感染もちゃんと徹底した専門家が指導していれば、あそこまで大事にならなかったのではと思われる。
本来物事を決めるのは少数精鋭でなければ決るものも決らない。ただそれは精鋭であるから良い方向に進めるものだと思う。
余談だが日本がソフトウェアの開発に弱いのは、どこも少数精鋭ではなく、ただの少数で分け前を多くしようとしているからだ、と思われるような大勢が殆どだ。
まだまだ日本は優れた頭脳が埋っている。その頭脳も持腐れのように立上がる場を持てない。
そういう眠った高スペックの人たちにももう少し世にものを言うことを頑張って貰いたい。このまま日本がどんどん駄目になっていくのを観ているのはしのびなく思わないだろうか?
2020年元旦

あけましておめでとうございます。本年もどーぞよろしく。
今年の年賀状です。(クリックで拡大します)
新しい時代、新しい出遭い、環境、想像を絶する様々な出来事を受入れ、邁進していきたい所存であります。
ロバの音楽座は結成38年。カテリーナ古楽合奏団は47年。
琴久は社会人一年生。和婆は93歳を迎えます。
新年の動く年賀はまだ先です。令和元年版他、昨年までの年賀をお楽しみ下さい。
http://magi.o.oo7.jp
music site では配信、新動画に加え、楽譜販売開始です。
https://www.tessey49.com
はたして2020年は良い年になるのか?
トランプが台頭してから「イラン核合意」から一方的に離脱し、経済制裁を強めイランを怒らせた。わざわざ火種になるものを突きつけた。
その後に日本のタンカーに攻撃を仕掛けたと言うが、誇り高いイランのことだから宣言もしないでこんなことをやるはずも無い。それに乗じて反応した民間か海賊か、自作自演の可能性だってある。そんな小競合いはすべてイランが仕掛けたことになった。
その大義名分があってのソレイマニ司令官殺害だ。彼が関与した証拠は何もなしでだ。
アメリカはまさに映画「マイノリティ・リポート」の殺人予測みたいなことで処罰が可能になっているようなものだ。
この強引な戦争の引金は太平洋戦争の前にも、ベトナム戦争の前にも仕掛けている。日本も戦争を起した罪はあるものの、それは米の挑発に乗って起した部分は大きい。
皮肉なことに米は核のバランス・オブ・パワーで北朝鮮には手を出せなくなっている。となればもう一つの悪の枢軸=イランに矛先が向く。とにかく兵器を作ることで米はずば抜けた産業を産んでいる。脅威が無ければ兵器は売れない。
こんな世界的犯罪を、秦の趙高(鹿を見て馬だと同意させる)や令和の晋三の側近のようにどの国も何も言えない。
怖いのはこのまま日本もイラン攻撃に尾を振って参加する可能性だってあるわけだ。
これだけの過去の歴史を踏まえて尚且つ米に従うのは、まさしく趙高の言う「馬鹿」か、誇りを失った亡者だろう。美しい日本はどうした。
2020年は本当に良い年になれるのか?気象問題=復興問題=温暖化問題とも切羽詰ってきている。介護問題、少子化問題、山積みとなっている。自分が生きたいように生きられる人がどれだけいるのだろうか?親の介護、復興など、人のためにしか稼いだお金を使えない人がどのくらいいるのだろうか?
その軸になる経済も、多くの会社がイノベーションを起せず古い体質で護りに入るしか無い。みんな毎日、その日を生きるのに必死で新しいアイディアなんか生まれる余裕なんか無い。
米から買う兵器を無くすだけでもかなりな経済補填が出来ると思うけど。
(そんなの買うくらいなら、核兵器を持っていると自爆をしてしまうようなプログラムを開発すれば良いのに.・・・冗談だけど、脅しを含めたそっち方面の開発なら安上がりのような気がする)
オリンピックは好きだし日本の若いアスリートも頑張ってるけど、オリンピック自体に経済を期待してもリスクだらけで意味のない事だと思うよ。台風や原発の復興もまだまだだし、働きたくても介護しかしていない人が恐ろしいほど沢山いるのに。
※アラビア語のWikipediaではイラン・イラク戦争を第一次湾岸戦争と言うこともあって、まさに米の代理戦争であることを物語っている。その場合2003年のイラク侵攻を第三次湾岸戦争という。
中村哲氏の死
亡くなってからもの凄く多くの報道があった。始めて中村哲氏の名前を知った人も多く居たのだろう。
あとからこれだけの数の偉業を伝えるなら、なぜ生前にもっと特集を組んで彼の活動を伝えなかったのだろう。もっとペシャワール会に寄付金を募らなかったのだろう。今更遅いよ!
そもそもアフガニスタンがこんな状態になったのは米のイラク侵攻から繋がる一連の不祥事!!から事が始っている。アフガニスタンを壊したのはアメリカだ。日本はそれに後押ししているのだ。
この事に日本人として申訳なく思っていた僕は、中村氏の「医者、井戸を掘る」を読んだ時、ペシャワール会に寄付金を送った。
この本が絶版になっているのか、中古で数千円のプレミアが付けられているのも悲しい。
「日本が米国に言われるがまま、自衛隊を米軍の下部組織として海外派遣することが一番迷惑だ」と哲氏は生前言っていた。

「君に哲先生の何がわかるんだ」と怒られた。
地元では神様の事を勝手に語るなと言わんばかりで、そりゃ人の人生、どんなに頑張った偉い人でも細かな所までは知り得ません。大事なのは僕にとっての哲先生が僕に何を影響し心に残ったかだと思ってる。
僕は僕で自分のできる事を考えていくしかない。
でもそんな福岡にあって縁があって羨ましい。生の気骨を感じられるだけでも凄い。
本当に誰からも恨まれたとは考えられない、何が間違った出来事だったのだろう。残念!!