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「麦と空」ウクライナと何も知らないロシア兵のために
2021年元旦
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年の年賀状です。ほぼ50年前、とても影響をうけた2枚のLPジャケットのコラージュです。丑年に使おうと思っていました。(原子心母とサージェントペッパーズ・・・)
下記のホームページには新しい音楽作品の動画と昨年の年賀動画等を載せています。どうぞお入りください。
https://www.tessey49.com/new-year-2021
いずれ今年の年賀動画も制作してここにアップする予定です。
コロナ禍の中、この動画を通じてみな様の心が少しでも安らかに寛いで頂けるのであれば嬉しいです。
「宙の雫」"Sora no Shizuku" for 2 Psaltery & Sautur. by Tessey Ueno
2台のプサルテリー(中世の琴)とサントゥール(ペルシャの打弦琴)の一人演奏動画です。
夏の小人
プサルテリーとリュートの一人演奏「夏の小人」です。(+Cello Pizz)
河原を散歩していると小人たちが草むらの間を小走りに忙しそうにしているので、せっかくなんで何か一曲聴かせようと思って作った曲です。
せっかく作っても、大雨が降った後はとんと見なくなりました。
良かったら👍やチャンネル登録などお願いします。
動く年賀状2018年版
このメールは上野哲生のアドレス帳よりBBC配信させて頂いております。
昨年はお休みしましたが、2018年の新しい動く年賀状が出来ました。
今年は目に見えない世界を描きたくて詩作を考えてみましたが、金子みすゞの詩がまさにぴったりだったのでそれで歌を作りました。
その歌と年賀のコラージュが動き出す動画です。
今回は余りおちゃらけないで、美しく描きたいと思いました。
お楽しみ下さい。
<あとがき>
勘違いにも甚だしいことが多々あります。自分のことです。
この動画年賀の金子みすゞの詩、著名な歌手の方から感想を頂いた後、
「"かわら"は、川原だったんですか?てっきり屋根の瓦かと思っていました!」
と言われました。
良く考えたら確かに瓦の隙間にたんぽぽが隠れているのであって、川原の隙間ではおかしいのです。
ただ、なぜか僕はこの間違った解釈の部分が映像的に好きで、タンポポわたげが水の隙間から無限に現れてくるような、ある意味シュールな感覚があり、そのままこんな映像を作ってしまったのです。
今思うと恥ずかしさでいたたまれない気持です。
まあ勘違いがあるからこういった展開のものが生れたと、勝手に思い込む事にします。
失敗は成功の元ではないですが、世の中に勘違いから生れたものは様々あるでしょう。
世阿弥の書に「風姿花伝」という有名な能の心得を書いたものがあります。舞台で演じる人は一度は目を通した方が良い書物だと思います。
この事は何かあるごとに書きましたが、僕は恥ずかしい事に「風姿花伝」を「風の姿を花が伝える」と解釈したのです。
風の姿は見えないけれど、花がそよぐ姿によって風のかたち、あるいは風の心まで伝えるようになれる・・・。表現とはそういうものだと。
僕はなんて素敵なタイトルなんだろう、これだけで真理を言い当てていると思いました。それから僕は見えない何かを伝える表現者として、常にこの霊媒師みたいな立ち位置で音楽活動をやっていくことになるのです。
(本当は「風姿」で姿、「花伝」で書を表すのであり、こんな解釈はありません)
今年「見えないもの」にテーマを絞ったのも偶然ではありますが、まさに世阿弥の「初心忘るべからず」を意識したまでです。
別の歌手の方から年賀に共感の感想を頂き、次の言葉が座右の銘だと言ってくれました。
僕も大好きだった言葉を思い出させてくれました。
「大切なものは目に見えないんだよ」(星の王子さまのキツネの言葉)
胡蝶の夢
4年前にYouTubeにアップし、奇しくも4.5万アクセスを越えた”Psaltery improvisation”(by Tessey Ueno)。
この演奏にVoiceを加えたものがCD”KOTODAMA”に入っているこの「胡蝶の夢」”Kotyou no Yume”です。
録音時の映像が残っていたので、これを組合わせ編集してみました。
元の即興演奏と比べてみるとその違いが面白いので、是非比べてご覧下さい。
Voice of Fravaši 精霊(フラワシ)の声
Voice:Ritsuko Ueno Psaltery:Tessey Ueno CD琴霊の中の1曲にVideoblocksの素材を借りて、音の風景を作ってみました。
Psaltery, Lute, Santur, improvisation & Voice
フェリーから撮った映像に「木漏れ日は万華鏡のように」 Sunlight through the leaves of trees is like a kaleidoscope. (Voca, Lute, Santur,l & Psaltery from CD "KOTODAMA") を無作為に乗せてみました。 時が過ぎていくことを忘れるような気がします。 Vocal: Ritsuko Ueno Psaltery, Lute, Santur, Composition: Tessey Ueno
MAGI Record http://www.tessey49.com
声とプサルテリー等によるCD「KODTODAMA」
声とプサルテリーなどの撥弦楽器によるCD "KOTODAMA 琴霊"を自主レーベルで作りました。
古代日本で言葉に宿るとされていた霊力を言霊(ことだま)と呼んでいました。僕は本来は「言」でなく「琴」の文字を宛てていたと勝手に思っています。琴は元々呪術に使われたことから、心の共鳴弦である琴線に直接心に響く有効な手段だったのでしょう。また「琴」は大気圏を越える程の世界樹から作られるという伝説があるくらいで、古代人は琴を介して宇宙と交信したかったという事が伺えます。
言語以前である「琴霊」には造語の霊界語、宇宙語、宇宙音名、暗号、スキャットなど、少なくとも人の言葉として成り立っていないもので構成しました。
HPには試聴、プロモーションイメージVideoなど用意しています。ぜひ覗いてみてください。iTunesからもダウンロード可能です。
Video Blocksの素材を使ったプロモーションイメージVideoも作りました。